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小澤家のファミリーヒストリー

 俳優 小澤征悦の「ファミリーヒストリー」(NHKの番組)、とても面白かった。

 

 彼の父 小澤征爾が齋藤秀雄と親戚だということ、妻 入江美樹が本名ヴェラ・イリーナで、白系ロシア人の血を引いているなど、興味深い話満載でした。

 しかし入江美樹とは再婚であることには触れられていませんでしたね。−意地悪なことを言うようですが。

 

 それ以上に興味深かったのは、征爾の父 開作氏が満州で歯科医を生業としながらも政治活動にのめり込み、かの石原莞爾らと親しくするまでになっていたこと。

 満州国を日本の統治や傀儡国家としてではなく、五族協和の王道楽土として実現させようとする熱烈な理想主義者であったとは。

 しかし開作氏の理想は関東軍とは相容れないもので、その後の人生に暗い影を落とすことになりました。

 

 私は藤原正彦氏の著書「日本人の誇り」を続けて2回目読んでいて、ちょうど満州事変の話を読んでいるところでしたので、ちょっと興奮していました。

 開作氏の理想が実現されるような国作りをしていれば、その後 日本が辿った破滅へのシナリオは大きく変わっていたかも…。

 せめてリットン報告書を受け入れていれば…。開作氏の理想とはまた別の話となりましょうが。

 

 それにしても、板垣征四郎と石原完爾、満州事変の立役者ふたりの名をとって「征爾」なんですねぇ。

 

 最後に80を超えた、現在の小澤征爾の指揮姿(アルゲリッチとの共演)が。

 腰は曲がり、変わり果てたという感じですが、お元気そう。

 90近いお兄さんも元気で頭脳明晰ですし、征爾氏もどうか長くお元気で ---

author:zarathustra4, category:ちょこちょこブログ, 21:11
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