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「蝶々夫人」余話
 先日、♪Questo♪Momento♪ 第57番で、プッチーニの「蝶々夫人」を取り上げましたが、その時 数年前に録画した映画「蝶々夫人」を、まだ第2幕の途中までですが、見ていました。



 1955年、イタリア・日本合作。カラー作品。

 監督・製作・脚本=カルミネ・ガローネ 脚本=森岩雄

 出演=八千草薫、ニコラ・フィラクリディ、田中路子、中村哲、フェルディナンド・リドンニ 他



 この映画、オペラの前に お茶屋でピンカートンが蝶々さんを見初めるシーンが長々とあったり、第2幕の前の別れのシーンがあったり、あるいは歌の途中にちょこちょこナレイションが入るなど、純粋なオペラ映画ではありません。

 また私が録画した関西テレビの深夜放送は 120分の作品を99分に縮めたもの。そのカットの仕方は無残極まりないもので 怒りさえ感じるほど (もともとにも細かいカットあり)。「百曲一所」でとりあげた蝶々夫人登場前のピンカートンとシャープレスの二重唱も見事にカットされているのです。



 しかしそれでも 若き日の八千草薫の可愛らしさ、あるいはいかにも日本らしいリアルな舞台や衣装など見るべきものは少なくなく、消さずに残してあるのです。カットなしで見てみたいものです。



 この作品で驚かされることは、八千草薫が蝶々夫人のパートをすべて覚えていること。もちろん 本物の歌手の歌に口パクで合わせているのですが。

 大学の時 語学でイタリア語を3年習ったオペラ好きでも オペラの歌詞を覚えるのは大変なのに (私のことです)、そうでない彼女には大変な仕事だったことでしょう。



 そんなことを思っているところに、2月7日 御年82歳の八千草薫が「笑っていいとも」のゲストに出演するとのこと。

 ひょっとしてこの映画の話が出るかもと 念のために録画しておいたのですが、なんとなんと 本当に話が出てきたではありませんか!



 現在 彼女は歌を習っており イタリア歌曲などを歌ったりしているそうなのですが、その関係で この映画の話が出てきたのです。

 それによると 彼女はやはり オペラ全部の歌詞を覚えたのだそうです (蝶々さんのパートだけでしょうが)。今でも歌詞は覚えていて (おそらく全部ではないでしょうが)、イタリア歌曲を歌うのに役立っていると言っていました。



 またリアルな舞台、衣装などから 日本で撮影したのだろうと思っていたのですが、イタリアでおこなったとのことでした。



 映画の理解に役に立ちました。



 さらに 彼女が飼っている猫の名前「フィーリー」は、この映画撮影時のイタリア・スタッフから「八千草」はイタリア語で「オットミラ フィオーリ ottomila fiori」と教えてもらったことからという話も。

 彼女がこの映画のことを今でもどれだけ大事に思っているか、また撮影時 イタリアのスタッフから可愛がられただろうことが想像されます。



 ただし本来 fiore (fiori は複数形) は「花」。「草」は erba。イタリアのスタッフは 花のほうがきれいだからと気を使ったのでしょうか。





 それにしても こんなタイミングでそんな話が聞けるなんて。何たる偶然と驚くばかりです。



 八千草薫女史の末永いご健康をお祈りして…。
author:, category:呟きと囁き, 22:40
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-, 2014/10/25 1:25 AM
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-, 2014/10/27 1:20 AM