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青色狂詩曲アペンディクス
 「隔週刊ファルスタッフ」第73号のブンテ・ブレッター「青色狂詩曲」で書いていた「ラプソディ・イン・ブルー」の4ヶ所のカット部分について。

 書いていた通り、退院した “親しいピアニスト”嬢に電話で尋ねてみました。

 彼女によると、“N.B.オプショナル・カット” というものがあって、楽譜にカットできる箇所が4ヶ所示されているとのこと。

 とあるブログに書いてあった、
 (1) 練習番号4の3〜6小節目のオーケストラ伴奏
 (2) 練習番号21の8・9小節目の間にあった10小節のピアノ・ソロ
 (3) 練習番号32と33の間のあちこちから26小節分のピアノ・ソロ
 (4) 練習番号33の32・33小節目の間にあった8小節のピアノ・ソロ
 というのは、そのことであると考えていいでしょう。

 口三味線で歌ってもらって場所を確かめようとするも、これがなかなか難しい…。

 はっきりと判ったのは(1)。
 曲開始後 ピアノ・ソロが入ってまもなくのところ (バーンスタイン新盤では 1:35)。同じフレーズをピアノとオケで繰り返すのですが、カット版ではそのオケ部分をカットする。
 このほんのわずかな部分を なぜわざわざカットせねばならないのか 理解に苦しむところです。

 あとの3つは電話の時には理解できずに、あとでCDで確かめることにしましたが、(2)の部分はメモできずに結局判らず。
 ただし、<オケ全奏のジャン・ジャンジャジャンのあと ピアノのカデンツァに飛びソロ部分に入ってしまう。この続き具合がいかにも不自然!> とメルマガに書いていた最大の問題箇所のことではありませんでした。

 (3)はブルース風のソロのあとの部分。
 (4)はフィナーレに入るところのグリッサンド付近 (前か後かどっちと言っていたっけ?)。

 ジャズ・バンド版によっていて カットなしと思われるラトル−ドノホー版と、カットをおこなっていると思われるバーンスタイン新盤を聞き比べてみたのですが、確かに(1)はラトル盤にあり、バーンスタイン盤にはない。
 しかし(3,4)がよく判らない…。素人耳の限界を感じるのでした。

 それでも収穫はありました。

 私がブログで取り上げた2ヶ所 (上記の “最大の問題箇所” と クラリネットとサックスのユニゾン・ソロの部分) はともに 4つの “N.B.オプショナル・カット” とは別の話ということが判ったのですから。

 じゃあ この大きなカットの正体はなんなんだ、と言うことになりますが、もうこれ以上深追いすることはやめにしておきます。
 かなりの時間 詮索に時間をとってしまいました。
 今後はまた素人らしく、おおらかに楽しむことにします。

 ところで ブログでは、自分の持っているこの曲は9種類、と書いていましたが、ラトル盤を入れていませんでした。またマリオ-ラトゥコ・デロルコというピアニストのピアノ・ソロ演奏 (aurophon) も持っていましたので、11種類ですね。
 この商売を始めてから、自家用CDはどんどん処分しておりますので、同じ曲で11種類というのはほかにないでしょう。
 改めて自分がいかにこの曲が好きであったを思い知りました。

 そうそう、もうひとつ書いておかなければ。
 バーンスタインの演奏が最高である あのブルースの部分。
 しかしガーシュウィン自身のピアノ-ロールでは高速で弾いていて まったくブルース風ではなく、またジャズ・バンド版の使用者も概して同様であることへの疑問。

 やはり 楽譜にはブルース風に弾くという指定はないようですね。

 しかし 親しいピアニスト嬢もこの部分はブルース風に弾きたいと言っていました。

 彼女の演奏をもう長いこと聞いていないのですが、ぜひまた聞いてみたいものです。
「ラプソディ・イン・ブルー」は無理でしょうけど。
author:, category:ongaku-kan, 15:05
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