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残念だった演奏会
 先日、初めて行くコンサート・ホールにて、ある若い美人ピアニストの演奏会に行ってきました。
 しかし満足すべき演奏ではなく、ガッカリ…。

 テンポが速いのはともかく、硬いタッチ。美しい容姿からは想像できないような、剛直で一本調子の演奏だったのです。

 確かにモーツァルトとベートーヴェンのソナタの終楽章、あるいはリストのパラフレーズ3曲には、力強い、一気呵成の興奮がありましたが、緩除楽章や叙情的な部分は、荒さが目立ってしまっていて、どうにもならなかった。

 数年前に発売されたCD。そうした実演に触れたあとに聞くと、確かにそうした傾向がないではないと感じますが、CDを聞いただけでは あの荒い演奏は想像できません。
 わからんもんです…。

 とはいえ、美人だった♪
 スレンダーなスタイルも抜群で、美人女優やモデルも顔負け★ 羞月閉花たる美貌が演奏のガッカリ感を、大いに減らしてくれました。
 曲の合間に、次回の関西でのコンサートの告知をされたのですが、思わず「行っちゃう〜」と思ったほど。
 悲しい男のサガですなぁ…。

 冷静さを取り戻してみると、曲目、値段、場所にもよる、という感じですが。

 しかし大阪出身だというのに、客の入りが今ひとつだったのは気の毒でした。
 弱点を克服して、見た目ギャップのパワフル・ピアニストに成長されんことを、祈っております。
author:, category:ongaku-kan, 23:59
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